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ジャスミン・アラカワ Jasmin Arakawa

北海道生まれ。都立小石川高校を経て、東京芸術大学ピアノ科卒業。在学中、芸大室内楽定期演奏会、京都国際音楽祭等に出演。丸山滋、植田克己各氏に師事。2004年、ハイメス音楽コンクール優勝、奨学金を得て、アメリカのインディアナ大学に留学。著名な音楽教育者、ナディア・ブーランジェの最後の弟子であるエミール・ナウモフのもとで研鑽を積み、2007年に音楽修士号 、2013年に音楽博士号を取得。

渡米後、ニューヨークのカーネギーホール、ジュネーブのヴィクトリアホール、パリのサル・ガボーを始め、北米を拠点にヨーロッパ、中南米、アジア各地でソリスト、室内楽ピアニストとして多彩な演奏活動を繰り広げる。ジャン・フランセ国際音楽コンクール(フランス)第3位、スペイン・ラテンアメリカ音楽コンクール(アメリカ)室内楽部門優勝。2004年、ニューヨークでアリシア・デラローチャのマスタークラスシリーズを選抜受講。2011年、パリにて東北大震災津波援助コンサートに参加、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏と作曲家上林裕子氏の共同制作の舞台に出演。これまでに、ピラシカバ交響楽団(ブラジル)、フィリップス交響楽団(オランダ)、オカラ交響楽団(アメリカ)、ガルフコースト交響楽団(アメリカ)、ハイメス交響楽団(日本)を初め数々のオーケストラと協演。アメリカ、MSR ClassicsレーベルからリリースされたソロCDは数々のメディアで取り上げられ、グラモフォン誌(イギリス)より「個性のきらめく演奏‥‥ホロヴィッツを彷彿させる」と称賛される。

室内楽の分野でも盛んに活動し、カナダのバンフセンターでコラボラティブ・ピアニストを務めた他、これまでにチェリストのギャリー・ホフマン、コリン・カー、ズイル・ベイリー、フルーティストのジャン・フェランディス、マリーナ・ピッチニーニ、キャロル・ヴィンセンス、ペンデレツキ・カルテット等の著名なアーティストと共演。これまでに、5枚の室内楽C Dをリリース、ナクソスを含むメジャーネットワークで配信されている。

これまでに、アメリカ、カナダ、イタリア、イギリス、ドイツ、スペイン、ペルー、ブラジル、中国にてマスタークラスを開催。アメリカ国内外のコンクールからも盛んに招聘され、これまでにニューオーリンズ国際(アメリカ)、ラテンアメリカ・ショパン国際(ペルー)、ベートーヴェン国際ピアノコンクールASIA(日本)など数々のコンクールで審査員を務める。北海道国際音楽協会(ハイメス)主催のアメリカンフォーラムで講師を務めるほか、2023年には国立音楽大学にて国際性向上ワークショップのゲスト講演予定など、日本でも国際教育、キャリアディベロプメントの促進活動を繰り広げている。現在、フロリダ大学音楽学部准教授、フロリダ大学研究基金特別教授、およびフロリダ国際ピアノフェスティバル・ディレクター。